FX初心者がトレード前にするべき口座開設


FXは外国為替証拠金取引という言葉の通り、米ドルやユーロなどの外国通貨を売買して、その差分を利益とする取引です。

24時間いつでも外国通貨を売買するのがFXなので、そのままクレジットカードを利用するのはもちろんのこと、窓口に時間制限がある銀行口座を利用するのは不可能と言えます。

そもそも名前に証拠金取引とあるように、一定の金額を担保として入金しておく必要があるので、利用するFX会社によって個別に口座開設することになるのです。

口座開設の方法はそれぞれの会社で多少の違いはありますが、基本的には同じプロセスを踏むようになっているのでそれほど難しいものではありません。利用したいFX会社を選んだら、口座開設申込みページに進んで必要事項を入力します。

同時に免許証や保険証などの本人確認書類、そしてマイナンバーを提出する必要があるので、これらを事前に準備しておきます。
申請ができたらFX会社で審査をして、問題がなければ口座が開設されパスワードなどを教えてもらえます。口座開設には審査があるので即日というわけにはいかず、いざ取引をしようとしても時間がかかることから、FX取引の予定があればあらかじめ口座を開設しておくようにしましょう。

外貨取引の為替レートはどこで確認できいる?

FX取引では外国通貨の価値が上下することによって差益を生むことになるので、為替レートの確認は必須と言えます。

為替レートの確認は銀行やニュースでも見ることはできますが、FXの場合は即時トレードすることが重要になるため、リアルタイムで見ることができなければ意味がありません。

一番手軽に確認できるのは、ポータルサイトの金融カテゴリを見る方法です。ほとんどのサイトがチャート機能を揃えていて、慣れた人ならテクニカル分析もできます。

ただし、サイトによっては数分遅れの為替レートが表示されることもありますし、スプレッドで実際の数字とは差異が生じるようになります。
スワップ金利を狙った長期投資の場合はそれほど気にすることはありませんが、デイトレードのように短期取引をする場合はスプレッドの差も重要になってくるので、口座開設しているのならFX会社の為替レートを参照することになります。

特に円や米ドル、ユーロといったメジャーな通貨なら問題ありませんが、トルコリラなどのマイナーな通貨はポータルサイトでは表示されないこともあるので、最終的にはFX会社の為替レートを見ることになるでしょう。